MENU

SEO対策における上位表示の仕組みとは?4つに分類して解説

SEO対策の上位表示の仕組み

こんにちは!かけがえのない子ども3人とついでに夫を養っているウミゴリです(^^)

ところでみなさん、作ったサイトがどうやったら上位表示されていくかクライアントに聞かれたときに答えられますか?

「SEO対策をすれば上位表示になる!」と言っても「具体的にどんなことやるの?」と聞かれたときにスムーズに答えられるよう本記事で上位表示の仕組みを4つに分けて解説します。

目次

1. 質の良いコンテンツを作る

まずは質の良いコンテンツを作ることがもっとも大切です。

そもそもコンテンツって何?

ウミゴリ

「コンテンツ」とは、ウェブサイトやSNS、ブログ、ニュースレターなどで提供される情報や素材全般のことだよ。

例えば、肩関節治療に関する病院のホームページなら、診療内容や治療方法、患者の症例やリハビリ方法などが「コンテンツ」になります。

コンテンツの種類と役割

コンテンツの本質的な役割は、「価値提供」です。

ユーザーに役立つ情報を与えることで、信頼を築き、最終的にはビジネスの成長にもつながります。

また、検索エンジンに対しても価値が高いと評価されることで、検索順位の向上が見込めます。

コンテンツの種類と役割
  • テキストコンテンツ
  • ビジュアルコンテンツ
  • 動画コンテンツ
  • 音声コンテンツ
  • ユーザー生成コンテンツ

①テキストコンテンツ

記事やブログ、FAQページなど、文章で情報を伝える形です。検索エンジンはテキストを基にページの内容を理解するため、SEO対策でも重要です。

②ビジュアルコンテンツ

画像や図表、インフォグラフィックなど。視覚的にわかりやすく情報を伝えることで、ユーザーの理解を助け、興味を引く役割を果たします。

③動画コンテンツ

動画は視覚と聴覚で情報を伝えられるため、ユーザーにとって理解しやすく、感情に訴えることができます。YouTube動画やウェビナーのような形式も人気です。

音声コンテンツ

ポッドキャストや音声ガイドのように、音声のみで情報を提供する形式です。ながら作業でも聞けるため、近年人気が高まっています。

⑤ユーザー生成コンテンツ

レビューやコメント、SNSでのシェアなど、ユーザーが自ら作成・投稿するコンテンツです。信頼性を補強するため、SEOにも効果があります。

コンテンツについて理解できた!「質の良いコンテンツ」って何?

ウミゴリ

SEOにおける「質の良いコンテンツ」とは、ユーザーのニーズに応え、検索エンジンの評価基準を満たしたコンテンツのことだよ!

なるほど!人間にも検索エンジンにも評価されればいいのね。
そしたらどんなことを載せれば質の良いコンテンツって評価してもらえるの?

ウミゴリ

大きく6つに分けて説明するよ!

質の良いコンテンツのポイント
  • ユーザーのニーズを満たす
  • 信頼性と専門性
  • わかりやすさと読みやすさ
  • オリジナリティ
  • 信頼性のあるデータやエビデンスの使用
  • 視覚的な要素の活用

①ユーザーのニーズを満たす

コンテンツがターゲットユーザーの検索意図に沿っていることが基本です。

特定の悩みや疑問に対して明確に回答したり、有益な情報を提供することで、ユーザーの満足度が高まります。

例えば、ユーザーが「肩の痛み 治療法」と検索している場合、その人は肩の痛みの原因や、治療法を知りたいと考えられます。

この場合、ユーザーのニーズに応えるために、肩の痛みの代表的な原因各原因に対応した治療方法などを記載することが重要です。

②信頼性と専門性

医療や金融など専門性が求められる分野では、信頼できる情報源や専門知識が重要視されます。

例えば、肩関節治療のコンテンツであれば、専門的な情報や正確な治療方法などの信頼性が必要です。

ウミゴリ

個人のブログより病院サイトの方が信頼性と専門性が伝わるゴリ

③わかりやすさと読みやすさ

見出しや段落を整理し、読みやすい構成にすることが大事です。

シンプルで理解しやすい言葉を使い、長すぎる文章は避けることで、ユーザーがスムーズに情報を理解できます。

④オリジナリティ

他のサイトの情報を単純にコピーするのではなく、独自の視点や情報を加えることで、差別化を図ります。

オリジナルな視点や経験談があると、検索エンジンにとっても「質が良い」と評価されやすくなります。

例えば、若返り美容液の紹介をするコンテンツを作るとします。

実際に紹介する美容液を使っている人が自身の体験・感想を入れた記事
美容液を使ってない人が情報だけ並べた記事では、記事の質が全然ちがいます。

⑤信頼性のあるデータやエビデンスの使用

信頼性のあるデータや証拠を示すことで、コンテンツの信頼性が高まります。

ユーザーは「参考文献やエビデンスがある内容=信頼できる」と考えるため、SEO的にもプラスです。

例えば、結婚相談所のサイトで「2024年30代の婚姻率」について記載する場合、国が出している統計局ホームページの2024年30代の婚姻率についての外部リンクを使用すると信頼性が高まります。

⑥視覚的な要素の活用

画像や動画、図表などを使って、内容を視覚的にわかりやすくすることもポイントです。

特に難しいトピックでは、視覚的な補助があることでユーザーの理解が深まります。

例えば、「お肌のくすみの原因」を説明したい場合、下記のような図を載せるとわかりやすくなります。

SEO視覚的にわかりやすい図

2. SEO内部対策

ここはサイトの制作者なら知っておきたいSEO内部対策の部分です。

制作者じゃなくても参考になるところはあるのでチェックしてみてください。

SEO内部対策のポイント
  • サイトの速度
  • ユーザビリティ(使いやすさ)
  • モバイルフレンドリー
  • サイトマップ
  • 構造化マークアップ
  • 内部リンク

①サイトの速度

SEO内部対策においてサイトの速度(ページ読み込み速度)が重要な理由は、ユーザー体験の向上と検索エンジンの評価に大きく関わっているためです。

具体的な理由をいくつか挙げて説明します。

ユーザー体験の向上

ページの読み込み速度が遅いと、ユーザーはそのサイトでの体験に不満を感じやすくなります。

特に、読み込みに数秒以上かかると、離脱率が上昇し、ユーザーが別のサイトへ移動してしまうことが増えます。

Googleのモバイルページ速度に関する調査によると、ページの読み込みにかかる時間と直帰率には明確な相関があります。この調査では、以下のような結果が報告されています。

・読み込み時間が 1秒から3秒 に増えると、直帰率が 32% 上昇
・読み込み時間が 1秒から5秒 に増えると、直帰率が 90% 上昇
・読み込み時間が 1秒から10秒 に増えると、直帰率が 123% 上昇

速いサイトはユーザーにとってストレスが少なく、サイト内での滞在時間や閲覧ページ数が増えやすくなるため、検索エンジンからも「質の高いサイト」と見なされやすくなります。

検索エンジンの評価基準

Googleなどの検索エンジンは、ページの読み込み速度をランキング要因のひとつとして評価しています。

特にモバイル検索において、読み込み速度が遅いと順位が下がる可能性があるため、速さは非常に重要です。

Googleは、ユーザー体験の良さを重視しており、サイト速度もその一部と見なしています。

コンバージョン率の向上

読み込みが速いサイトは、ユーザーが目的のアクション(商品の購入、フォームの送信など)を完了しやすく、コンバージョン率の向上につながります。

特にECサイトなどで速度が遅いと、カート離脱率が上がり、売上に直結する影響が出るため、サイト速度の改善が不可欠です。

ウミゴリ

ウミゴリは制作するときはサイトの速度を考えながら提案&デザインしてるよ!

②ユーザー満足度の向上

SEO内部対策においてユーザビリティ(使いやすさ)が大切な理由は、ユーザー体験(UX)の向上が検索エンジンの評価に大きく影響するためです。

ユーザビリティが高いと、ユーザーがサイト内で目的の情報にスムーズにたどり着け、検索エンジンからも「質の高いサイト」として評価されやすくなります。

例えばお問い合わせボタンはデザインにして追従させるなどの工夫が、ユーザー満足度の向上に繋がります。

③モバイルフレンドリー

近年はモバイル端末からのアクセスが増えており、Googleも「モバイルファーストインデックス」を導入してモバイルフレンドリーなサイトを優遇しています。

ユーザビリティが高く、モバイルでの表示や操作性が良いサイトはモバイル検索でも上位に表示されやすくなります。

特に、タップしやすいボタンサイズ、視認性の高いフォント、ナビゲーションのしやすさなどが重要です。

④サイトマップ

サイトマップとは、サイトの「地図」のようなものです!

インターネットのサイトにはたくさんのページがありますが、検索エンジン(Googleなど)がそれらを全部見つけるのは簡単ではありません。

そこで、サイトマップを使って「このサイトにはこんなページがありますよ」と教えてあげるのです。

人間のためじゃなく検索エンジンのためなんだね!

ウミゴリ

そう!検索エンジンが効率的にサイトのページ構造を理解し、クローリング(ページを巡回すること)しやすくなるために設置するんだよ!

特に大規模なサイトや更新頻度が高いサイトにとって、サイトマップはSEOの基礎的な要素です。

⑤構造化マークアップ

構造化マークアップってそもそも何?

ウミゴリ

これも検索エンジンのための機能で、検索エンジンのためのルールブックのようなものだよ!

構造化マークアップを書いておくと、Google検索一覧に下記の赤枠部分などを表示してもらえる可能性が高まります。
※表示するかはGoogleが決めるので、構造化マークアップを書けば必ず表示されるものではありません。

ココナラ_構造化マークアップ

3. SEO外部対策

サイトを育てる上で知っておきたいSEO外部対策の部分です。

やることは難しくないのですが、地味です。こつこつ続ける必要があります。

SEO外部対策のポイント
  • ドメインパワーの高いサイトからリンクを貼ってもらう
  • SNSを活用した拡散
  • サイテーションの獲得

①ドメインパワーの高いサイトからリンクを貼ってもらう

ドメインパワーが低いサイトがだめとは言い切れませんが、ドメインパワーが高いサイトからリンクを貼ってもらう方が効果は高まります。

ドメインパワーが高いサイトは大手企業サイトや団体・政府サイト、ニュースサイトなどがあげられます。

無料で登録できるものもたくさんあるのでどんどん登録して被リンク活動していけばいい?

ウミゴリ

う〜ん、、やみくもに登録を増やすことには注意が必要だよ。
検索エンジンは「リンクの質」を重視しているため、質の低いリンクを大量に取得すると、逆効果になることもあるんだ。

無料登録を利用した被リンク活動の基本方針

  • 関連性のあるサイトに登録
    • あなたのサイトと業種やテーマが関連しているディレクトリやサービスを優先した方がいいです。
    • 例: 医療系のサイトなら医療専門ディレクトリ、SEO関連ならマーケティング系のリストなどがあります。
  • 信頼性のあるサイトに限定
    • Googleが推奨しているような信頼性の高いサイトを利用しましょう。スパム的なサイトには注意しましょう。
  • トラフィックを期待できるサイトに登録
    • 実際にそのディレクトリやサービスから訪問者が来る可能性があるかを考えましょう。
    • 例: Yahoo!ロコ(地域情報サイト)や、Googleマイビジネス(現在のGoogleビジネスプロフィール)は信頼性が高く効果的です。
ウミゴリ

あとは質の良いコンテンツを作ると自然にリンクを貼ってもらいやすくなるから、前述した通り質の良いコンテンツ作りがとにかく大事だよ!!

②SNSを活用した拡散

ソーシャルメディアは直接的なランキング要因ではありませんが、拡散によりバックリンク(被リンク)やトラフィックが増える可能性があります。

拡散を狙う際は下記を意識するとよいでしょう。

シェアされやすいコンテンツの作成

例えば、インフォグラフィック、統計データ、解説動画などはシェアされやすいです。

ハッシュタグ戦略

見つけやすくなるように関連するハッシュタグを活用するといいです。

③サイテーションの獲得

サイテーションって何?

ウミゴリ

サイテーションは、サイト名やブランド名が他のサイトで言及されることだよ。リンクがなくてもSEOに効果があるんだ。

サイテーションの獲得方法

業界特化のディレクトリやプラットフォームへの登録

業界や地域に特化したディレクトリやプラットフォームに登録することで、信頼性を高められます。

それぞれの業界ごとにまとめてみました。

  • 美容業界
    • ホットペッパービューティー、EPARKビューティー
  • 医療業界
    • EPARK、ドクターズファイル
  • 不動産業界
    • SUUMO、アットホーム
  • 飲食業界
    • 食べログ、Retty
  • ホテル業界
    • Booking.com、楽天トラベル
地域情報サイトへの掲載

あとは地域に特化したウェブサイトや情報誌、ブログへの掲載を目指します。

  • 地域の商工会議所のウェブサイトにビジネス情報を登録
  • 地域イベントのスポンサーとして名前を掲載
  • 地域ポータルサイト(例: ローカル観光サイト、地域商店街サイト)への登録

上位表示までの道のりって遠いね、、

ウミゴリ

楽して上位表示できるなんて思ったら大間違いだよ!
みんなこうやって地道にこつこつ努力してるんだ。

4. ドメインオーソリティ

ドメインオーソリティ(Domain Authority、略してDA)とは、特定のウェブサイト(ドメイン)が検索エンジンでどの程度信頼されているか、またそのドメインが検索順位でどれだけ競争力を持つかを示すスコアのことです。スコアが高ければ高いほど上位表示しやすくなります。

このスコアは、主にSEOツールを提供する企業(例えば、Moz)が独自のアルゴリズムで算出します。

ドメインオーソリティの特徴

  1. スコアの範囲
    • 0~100の範囲で示され、高いほど信頼性があり、検索順位が上がりやすい傾向があります。
    • 新しいサイトはスコアが低く、長期間運用され、多くのバックリンクを得ているサイトほど高いスコアになります。
  2. 比較指標
    • 検索エンジンの公式スコアではなく、MozやAhrefsなどのSEOツールが提供する独自の指標です。
    • 他のドメインとの比較に役立ちますが、Googleのランキングアルゴリズムそのものではありません。

短期間で上位表示は難しい: 上位表示には時間がかかることを理解し、長期的な視点で取り組むことが重要です。 アルゴリズムは常に変化する: Googleのアルゴリズムは頻繁にアップデートされるため、常に最新の情報をキャッチアップする必要があります。 ブラックハットSEOは避ける: 検索エンジンの評価基準に反する不正な手法は、かえってペナルティを受ける可能性があります。

ドメインオーソリティが高いと上位表示しやすい理由

  1. 検索エンジンからの信頼性が高い
    高いDAは、Googleや他の検索エンジンからそのドメインが信頼されていることを示しています。この信頼性があると、新しいコンテンツでも比較的速くインデックスされ、競争力のあるキーワードで上位表示される可能性が高まります。
  2. バックリンクの強さ
    DAが高いサイトは通常、多くの高品質な被リンクを持っています。これにより、全体的にそのドメインのページが高い評価を得やすくなり、個別ページの検索順位にも良い影響を与えます。
  3. 内部リンクの影響
    DAが高いドメインは通常、内部リンク構造がしっかりしているため、新しいページにも効果的にSEO効果が分散されます。これにより、新たに狙うキーワードでも上位表示しやすくなります。

上位表示が実現する仕組み:まとめ

SEO内部対策、SEO外部対策、質の高いコンテンツ、そしてドメインオーソリティ(DA)の4つが組み合わされることで、上位表示の可能性は大きく高まります。

上位表示が実現する仕組み

  1. 内部対策で基盤を整える
    • 検索エンジンが正しく認識できる構造を作り、ユーザーの利便性を向上。
  2. 外部対策で信頼性を強化する
    • 他のサイトからの評価を高め、検索エンジンからの信頼を獲得。
  3. 質の高いコンテンツでユーザーを満足させる
    • ユーザーが求める答えを的確に提供し、サイトへのアクセスを増加。
  4. ドメインオーソリティが効果を底上げ
    • ページ単位での対策を補強し、競争力をさらに高める。

注意点:順位は相対的なもの

検索順位は競合サイトとの相対評価です。
競合がこれら4つの要素を徹底的に実施している場合、自分が取り組んでもすぐに順位が上がるわけではありません。

認識の相違を防ぐため、この点をクライアントにもしっかり説明する必要があります。

上位表示への道のりは遠いですが、1つずつ着実に対応していくことで少しずつ検索順位は上がっていきます。

さらなる具体的な手順について知りたい方はこちらで解説しています↓

SEO対策の仕方
Screenshot
SEO対策の上位表示の仕組み

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次